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咳のひどい小型犬のトリミング
- 2017年10月24日
当院のトリミングは、他で断られてしまうような
高齢犬や病気の子も積極的に受けているのですが、
ここでは咳のひどい小型犬のシャンプー&カットについて
レポートします。14歳、ヨークシャテリア
気管虚脱(気管がつぶれて咳が出る病気)で
日頃から咳が出るため、どこもトリミングを受けてくれないため、
飼い主さんが自分で切ってるとのことです。心臓の音を聞いたら問題なかったので、
気管の問題だけなので、洗えると判断しまして
トリミングを受諾2月に一度受けましたが、その時は少し興奮して
咳は出ましたが休み休みで作業して無事クリア。
しかし、今回はとても咳がひどいとのこと。
確かに咳はひどいですが、なかなかトリマーさんとの日程
調整がきかないため、予定通り、決行しました。当院が委託してるトリマーさんは、
1日に物凄い件数のシャンプー&カットを課せられる職場で
バリバリ働いてる凄腕トリマーさんなので、作業スピードが半端ないんです。健康チェックの上で、すばやくやれば大丈夫と判断しトリミングスタート。
スタートと同時にバリカンがスゥーと滑らかに入って
あっという間に短くなっていきます。
しかし、作業が早い分興奮で咳も出てしまいます。
という訳で咳止めを注射して5分酸素休憩。そして再開、咳止めが効いて咳は落ち着いて、トリマーさんもエンジン全開。
最後のほうはまた咳き込みだして舌の色も悪くなりましたが、逃げ切りセーフで終了。
休憩含めてシャンプー&カットで45分で終了。
早い、上手い、キレイ!ありがたい技術力でした~(汗)当院トリミングはリスクを恐れません。
獣医師である私が責任をもって付き添って、状況に応じた対応をいたしますので、
安心してどんどんご依頼下さい。ああしてほしい、こうしてほしいというような、
ご希望も飼い主さんの目の前で作業いたしますので、
可能な限りご希望に添えるよう頑張ります。訪問アニマルクリニック浜口 浜口 純