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- 犬のワクチン抗体検査
抗体検査導入について
当院のワクチンは、「世界小動物獣医協会」でのワクチンプログラムに基づいて、2年目以降の追加接種を3年に1回でお勧めしておりましたが、2015年に「世界小動物獣医協会」でのワクチンプログラムが、以下のように改正されたことによるものと、院内抗体検査キット(犬ワクチンチェック)の発売にともないまして、犬の院内抗体検査を導入いたしました。これに伴い、毎年の抗体検査をお勧めしております。
「世界小動物獣医協会」の犬猫ワクチンプログラム改正内容
- 改正前
- 8~9週齢で1回目、3~4週間隔で2回目、ラストは生後14~16週齢で1年目終了。
その後1年後に追加接種し、以降の追加接種は最低3年は空けること。
- 2015年改正後
- 8~9週齢で1回目、3~4週間隔で2回目ラストは14~16週齢で1年目終了。
その後半年後に抗体テストを受け、ネガティブ(効果が弱ければ)なら追加接種、
その後の接種は最低3年空けること。
海外の発表では、ワクチン接種後9年以上抗体が持続する例もあり、こういった抗体維持が長い犬は3年に1回でも過剰免疫になってしまう場合もあるみたいです。日本国内の発表でもほとんどの例で4年間の免疫持続が確認されたとの報告もあります。これに対し、高齢や糖尿病などの免疫に影響がでる個体において抗体が1年もたない例もあるとのことです。
こうした背景から効力を維持し、過剰免疫を防ぐという目的でワクチン抗体検査はとても重要です。
抗体検査について
抗体検査の項目は、犬のジステンパー、アデノウイルス、パルボウイルスです。
この3つは感染するととても重い症状を発症することがあるので、ワクチン接種の
核となることから「コアワクチン」と呼ばれています。
検査後には検査報告書を発行いたします。
検査代金 5,500円 (往診料込、消費税込)
血液1滴で検査可能ですので、カラダに負担はかかりません!
これを機に抗体検査をしませんか?
当院では、毎年のワクチン接種を課してくるペット関連業者さんやペット可物件の管理者の方々に連絡し、説明するサービスをを行っております。遠慮なくご相談下さい。
ワクチン接種について
ワクチンはうてばいいというものではありません!
ワクチンの過剰摂取は、からだにもなんらかの影響を与えるともいわれています!
これからは毎年ワクチンをうつ時代ではありません!!
抗体価をはかり効力が落ちたときのみ接種する時代です!
みなさん、ワクチンの過剰摂取を見直してみませんか?
※尚、猫の抗体検査は当院では実施しておりません。