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犬の美容
- 2017年01月18日
こんばんわ~。今回は犬の美容がテーマ。
往診専門の仕事には全くの無縁なテーマかと思われがちですが、
意外に依頼が多いのが「爪切り」です。
老犬を診ることが多いことから、よく遭遇する状態です。日ごろから運動不足で散歩での磨り減りが無いことから、
爪が伸び伸びになって巻き爪になってしまい、
最終的に肉球に刺ささってしまいます。さぞ痛いんでしょうね・・・
今までで一番酷かったので、
巻いた爪が指の骨まで達していたなんてことも・・・巻いた爪は爪切りが入らないため、
ニッパーのようなもの(当院はウサギ前歯切り)で
ある程度まで切って、爪切りで整えます。
爪が刺さっていた肉球の孔は特になにもしなくても自然に治ります。
そんな「巻き爪切り」ですが、
処置的にはかなり動物側が嫌がって抵抗するため
押さえの利かない場合は、鎮静かけることになります。巻き爪になるようなペットは大概触られることも嫌いだったりで、
普段は特に何も体のお手入れなどができなくて
困っている飼主さんが多いです。話のついでにシャンプーやカットのような
美容的な相談をされることがあります。
先日、「巻き爪切り」した19歳の中型犬の飼主さんもそうでした。
ここ何年もシャンプーしてないそうで、どうにか洗ってくれるところは無いだろうか?
ということでした。
濡れタオルで拭いてはいるそうですが、体も皮膚がベトベトで臭いもします。狂犬病ワクチン以外の予防処置はしていないし、
高齢ということもあり、トリミング業者には絶対受けては貰えません・・・
(最近のトリミングは混合ワクチンを打ってることが絶対条件みたいです・・・)
なんだか、不便に思っちゃったんで
「私はシャンプーに関しては素人ですが、それでもよろしければ・・・」
ということで、お風呂場借りて
飼主さんと一緒にシャンプーしちゃいました~。幸い心臓も悪くなかったし、
食欲もあって元気な老後を過ごしていた犬みたいだったんで、
飼主さんに手伝ってもらいながら、
途中休憩をはさみながら、無事シャンプー完了。だいぶ生乾きだし、抜け毛も取りきれていませんでした。
そして何よりもお風呂場が毛だらけ~ m(_ _)mでも、飼主さんは大満足してくれてました~。
やっぱりペットは年をとっても、
最後まできれいにしてあげたいですよね~。犬本人も洗い終わった後は、
なんだかすっきりした表情で触られてもまんざらでもない様子でした。
こんなに喜んでくれるならまたやっちゃおうかな~
このやりがいが癖になりそう・・・
「下手でもいいからシャンプーしてもらいたい!」
なんて方いましたらご相談ください。
洗えるかどうかチェックしてからになりますが、
自宅シャンプーも可能な限りお手伝いします。また2017年2月から、知り合いのトリマーさんにお願いすれば
シャンプー&カットも可能になりましたので、ジャンジャンご相談下さい!
混合ワクチンうってない方も大歓迎です。訪問アニマルクリニック浜口 浜口 純